巨人監督の解任・辞任の話が出ない理由

巨人の2年連続Bクラスが決まった。ところが、原監督解任の話は聞こえてこない。MLBではエンゼルスが12連敗しただけで、あの名将マドン監督は解任されたというのに。監督の仕事は勝つこと。勝って戦績を残さなければ、無能な監督となる。原の監督歴は17年間。当初はリーグ優勝9度、日本一3度を成し遂げた。しかし、今年は一度も首位に立てず、4月は5年ぶりに単独最下位に転落した。惨憺たる結果だ。MLBなら即解任といったところだ。巨人は成金野球だ。他チームや海外から活躍した選手を取っかえ引っかえ金の力で掻き集める。誰が監督になっても楽勝のはずなのに原は勝てない。原の監督能力には相当欠陥があるということだろう。でも不思議なことに解任の噂は無い。恐らく原にはナベツネという背後霊がいるので、オーナーも原にはアンタッチャブルということなのかもしれない。一方原は自ら辞任表明をしない。責任を取るべき本人が責任を取らない。背後霊の思し召すままという訳だ。まるでサラリーマンそのもの。これでは現場の士気は上がらない。結局、老害が足を引っ張っているようだ。