パルスオキシメーターの返却率から見えること

もうコロナは去ったのだろうか。5類になってから、感染情報が流れることが殆ど無くなった。でも、しっかり第9波が始まっているのは間違いない。つい先日でも、ゴルフ仲間や子供の嫁さんが感染した。むしろ近間っているようにも感じられる。日本人は熱しやすく冷めやすいのが気質だ。よくよく考えると日本人にとって、コロナに関しては感染率なのが問題なのではなさそうだ。テレビ報道で騒ぐから問題と意識しているだけなのかもしれない。それを端的に感じるのが、パルスオキシメーターの未返却だ。当時はパルスオキシメーターで体内酸素を測定するのがコロナ感染の治療判断のキーだった。各自治体から無償で貸与された。しかし、そのパルスオキシメーターの30万個が未だに返還されていないという。ざっと15億円に相当するという。176万個のうち、計約30万個が未返却で、都道府県別未返却は、最多が東京の約7万個で、次いで埼玉約6万個、神奈川約5万個。未返却率は、沖縄が約44%、佐賀40%、山口38%。一方、返却割合は群馬の約1%が最低で、岩手と茨城が2%とのこと。要するに、東京、埼玉、神奈川は義理意識が低く、群馬、茨城、岩手は非常に高いというこのとのようだ。住むには、この逆が良い。