スマホ用電子証明書搭載サービスって

マイナンバーカードのトラブルが止まらない。マイナカードの交付数は約8800万枚と総務省が公表したが、約500万枚も過大に計上されていることが報じられた。交付数すら把握出来ていないのだ。健康保険証との一体化で、来年秋に紙の保険証を廃止する予定だったが、国民の猛反対に遭っている。そこで厚労省は、マイナカードを持たない人に紙の「資格確認書」を交付する方向で検討に入ったという。これでは何のために紙の健康保険証を廃止するのは分からない。一方でマイナカードを持ち歩くのは、無くしはしないかと不安がある。そこでデジタル庁は目玉政策として「スマホ用電子証明書搭載サービス」を打ち出した。今では超高齢者を除けば誰でもスマホを持っている。セキュリティもしっかりしている。スマホにマイナカードを内臓出来れば、クレカと同じように簡単かつ安全に使うことが出来る。確かにこれは目玉政策だと思う。早速スマホに入れようと思った。ところが、調べてみると内臓出来るのはAndroidだけで、iPhoneは出来ないのだ。日本人はiPhoneが好きで、スマホの6割はiPhoneなのにだ。自分のスマホはiPhoneだから、この便利な機能は使えないのだ。デジタル庁の仕事はいつも中途半端だ。河野デジタル相には失望した。