科学を理解出来る首相が

核融合科学研究所と米TAE Technologiesの研究グループが、軽水素とホウ素11の核融合反応を世界で初めて実証したと発表した。この核融合反応は、放射線である中性子が生成されておらず、クリーンな核融合炉に向けた前進となるかもしれない。核融合炉は、磁場で高温のプラズマを閉じ込め、その中で核融合反応を起こしてエネルギーを発生させる。温室効果ガスを発生しない有望なエネルギー源として期待出来、放射能も発生しないのだ。即ち、クリーンな核融合炉を将来的に実現できる可能性があるのだ。しかし、現在、岸田首相は次世代型原発に力を入れようとしている。でも、所詮原発だ。放射能汚染の恐れは拭いきれない。小型原発で放射能汚染の無い方法もあるが、残念ながら岸田の眼中には無い。もし、岸田に将来を見渡す力があれば、核融合炉になるはずなのだが、岸田には小型原発すらも見えていない。少し時間が掛かっても最善を目指すべきだ。今こそ、科学を理解出来る首相が望まれている。