日本国の別名は大八洲

日本国の別名は大八洲と言い、多くの島から成り立つ国だ。公式には6852島あることになっていた。ところが、政府が改めて数えてみたところ、約2倍の1万4125島もあることが分かったという。この公式の島数は1987年に海上保安庁が公表したもの。海上航行の安全上、留意すべき島のことを離島と呼び、当時、2万5千分の1の海図を使って外周100m以上の離島を手作業で数えたもの。従って、小さな岩礁や船が通らない浅瀬にある島などはカウントされなかった。数え直した切っ掛けは、沖縄が県内の島数は160としているのに、政府見解は海保の調査に基づき363としている矛盾が指摘されたこと。そこで今回国土地理院は、海図ではなく2022年の電子国土基本図をもとに、自然にできた陸地で、水に囲まれていて、満潮でも水面上にある、という基準を満たす外周100m以上の島の数をコンピューターで自動計測した。その結果が1万4125島となった。日本は島数が多すぎて、島の数だけでなく、島の管理もいい加減だ。つい最近も中国人女性が沖縄の無人島を買ったことがニュースになった。早急に国内の島の管理方法を見直すことが必要だ。