京都市の無駄遣い

近々京都に行く予定がある。そこで、京都の記事が目に留まった。京都市役所がエレベーターを500万円で改修した。老朽化したエレベーターは危険だから改修するのは当たり前だ。ところが、エレベータードアに高価な漆塗りが施されたことが物議を醸している。金属の上に漆を塗るのは京都の伝統工芸とのこと。漆塗りを採用した理由を、市役所は京都らしさを伝えていきたいからと言っている。ところが、京都市は財政赤字で有名だ。8610億の借金があるという。常識的に考えると、京都市は金銭感覚に欠けていると言える。いずれにしても賛否は京都市民が判断すれば良いと思う。このような無駄遣いを防止する方法はある。赤字解消のためと称して、市民税を上げることだ。市民税が高くなれば、市民の無駄遣いに対する目は厳しくなる。更に、赤字を減らすにはどうしたら良いかを考えるようになる。市と市民の一体感が生まれ、歯車が良い方向へ動き出すはずだ。そうなれば、赤字も解消し、市民税も減額されることになるという夢も生まれるかもしれない。