ロシアと新たな世界の到来、だって

ノーボスチ通信が2月26日午前ウェブ上に「ロシアと新たな世界の到来」という署名記事を掲載したが、すぐに削除したとのこと。ウェブ記事は一度掲載すれば、即削除しても誰かが保存する。削除しても後の祭りだ。記事は世界を駆け巡った。「ロシアと新たな世界の到来」の内容は「我々の目の前で新たな世界が生まれている。ウクライナ侵攻の目的は、東部の独立・平和維持ではなく、冷戦終結以降の国際秩序を変えようとするもの。侵攻から48時間で首都キエフを陥落してゼレンスキー政権を崩壊させた」というもの。図らずも、プーチンの頭の中が曝されてしまった訳だ。プーチンの言うネオナチによるジェノサイドなど、全くの詭弁に過ぎなかった。プーチンは、ただ昔のソ連に戻したいだけなのだ。この思考は中国と似ている。中国は、かつて領土であった歴史がある地域・国は中国のものだと主張している。歴史をつまみ食いして、他国を乗っ取る首領たちは極めて危険だ。世界が一丸となり立ち向かうことが、世界平和への第一歩と言えそうだ。