外国人参政権の是非

武蔵野市議会が、日本人と外国人を区別せずに投票権を認める住民投票条例案を反対多数で否決した。先日の市議会総務委員会では可決されていたが、本会議で判断が覆った。条例案を提案した松下玲子市長は「外国人だからという理由で地域の課題に対して意見を表明する権利を奪う合理的な理由は見つからない」と訴え、令和4年度中の施行を目指していた。因みに逗子市と豊中市では条例が成立している。松下市長の言い分は理解出来るが、果たして適切なのだろうかと疑問が湧く。疑問の元は中国だ。豪州では中国村が問題になっている。外国人住民投票権を認めれば、そのうち国政に関する外国人参政権にたどり着くことになる。決して無差別に参政権を与えるべきではないと思う。最低限日本国籍を持つことが必要だと思う。外国人には帰化する道が残されている。数年前の出来事だ。日章学園九州国際高等学校の入学式がNHKで放映された。新入生の167名は中国人で、16名が日本人。中国の国旗が掲げられ国歌が流れた。いま日本の水源地は中国に買い占められているという。安易な外国人参政権付与が取り返しの付かない事態を引き起こす恐れは十分にある。