新型コロナ楽観論

米国では新型コロナの新規感染者数が15万人と過去最多を更新し、英仏では次々とロックダウンが行われる事態となっている。ところが、日本の医師には「日本の第3波は深刻化しない」と予想する声が相次いでいるという。順大医学部の奥村特任教授によるとその根拠は、死亡者数が少ないこと、ウイルスが弱毒化していること、集団免疫をすでに獲得している可能性があること、3密を守る日本人の国民性、だと言う。また上久保京大大学院特定教授によると、新型コロナは変異で弱毒化するという。コロナウイルスの周囲には、人間の細胞にくっついて影響を与えるスパイクがある。新型コロナのスパイクが変異可能な数は最大で12~14で、ひと月に1回ほどの頻度で変異する。新型コロナは2019年12月に中国武漢で発生したので、今年の11月には最後の変異を終えて、その後消失し、人類に大きな危害を加えない普通の風邪になるという。もしこの理論が正しければ、来年の正月からはマスクもワクチンも不要になり、GoToキャンペーンも盛んになり、勿論東京五輪も縮小せずに大々的に行われることになる。