為体の見本

新型コロナウイルスの新規感染者数が遂に2千人を超えた。菅首相は官邸の記者会見で「会食は4人まで。飲食の際でも会話のときにはマスクを着用する静かなマスク会食をお願いしたい」と述べた。西村コロナ相は「尾身先生も言われていますように、感染がどうなるかは、神のみぞ知る」と述べた。そして、小池都知事は、都が感染の最高レベルに引き上げられたことに関し「今後の深刻な状況を厳重に警戒する必要がある」と延べた。更に「会食は少人数・小一時間・小声・小皿・小まめの5つの小で」と付け加えた。菅の会食人数制限は大阪府知事の受け売りだし、マスクを常用している国民に今更言うことでもない。西村に至っては、状況判断も出来ない投げやりな態度が目障りだ。一方小池は無責任にもシャーシャーと在り来たりのことを喋る。でも、この事態に鑑み、菅も西村も小池も成すべきことがある。菅は首相としてコロナの指揮をとり、西村は感染予防よりも感染拡大後の対策を打ち、小池は首長として都の医療が崩壊しないよう対策を打つ必要がある。でも、3者とも、自分の職は横に置いて、脳天気なことを言って、その場を凌いでいる。この3人は為体の見本だと思う。機会があれば即刻首にすべき輩だと思う。如何。