トランプ後の独裁者らは

バイデンが当確を決めたが、トランプは敗北を認めていない。でも、世界は次期米大統領はバイデンとして動き始めた。いち早くEU諸国とカナダ、インド、オーストラリア、イスラエルなどがバイデンに祝辞を発信した。そして菅首相も早々と。安倍首相がトランプと蜜月だったから、菅の対応の速さに違和感を覚えたが、政治家だけに変わり身が速いのだろう。でも一方で、未だに沈黙を守っている国がある。ロシア、中国、ブラジル、メキシコ、トルコ、北朝鮮などだ。メキシコ以外は独裁国家だ。独裁国家はトランプと仲が良いという訳ではない。トランプが独裁者を好きなように、また独裁者もトランプを好きという訳でもなさそうだ。独裁者はトランプを御しやすいと思っているのだろう。何故なら、トランプを納得させるには思想や理屈は要らない。損得だけを考えれば良いから交渉は簡単だ。しかも交渉はバーターに応じる。ところが、トランプが負け、一般市民になると話は違ってくる。トランプは金稼ぎのため、これまでの密約を暴露するかもしれない。そう考えると、独裁者らは今頃震え上がって、言葉を発することも出来ないのかもしれない。あと数ヶ月も経てば、真相は明らかになるのではないかと期待している。