黒点が無い日々

コロナウイルスのコロナ命名の由来は、形状が太陽の周りにあるコロナと似ているからだ。地上では新型コロナウイルスが猛威を振るっているが、本家の太陽でも異変が生じているという。太陽の黒点が発生しない日が続いている。昨年は281日も発生しなかった。今年に入っても100日以上続いている。全く異常な現象だという。黒点が生じないということは太陽の活動が低調であることを意味している。太陽の活動は地球の気候に大きな影響を与える。今は地球温暖化と騒いでいるが、反対に寒冷化する恐れがある。2010年代から世界的に異常気象が続いている。直接の原因は偏西風の蛇行だ。その原因は分かっていないが、太陽が熱圏を変化させ偏西風に影響しているとの説がある。異常気象の原因は、温暖化ではなく寒冷化なのかもしれない。地球の気温が2度下がれば大規模な飢餓が発生する恐れがある。地球は約4900万年前に始まった新生代氷河時代の中で1万1600年前に始まった間氷期の下にある。ひょっとすると、人類が放出している多量の温室効果ガスが、次の氷期を先延ばしにしているのかもしれない。物事は見方次第で捉え方が激変するものだ。