9月入学制

コロナ騒動のどさくさ紛れに、いろんな分野で想定外の動きが起きている。降って湧いたように「9月入学制」が浮上した。事の発端は高校生のツイート「教育格差が生じないよう9月一斉始業にしてほしい」のようだ。これに政治家や知事や経済界も乗った。安倍首相も「前広に様々な選択肢を検討したい」と前向きだ。世界標準の「9月入学制」に変更することは十分意味がある。日本の大学レベルの凋落ぶりは、東大ですら世界の36位に低迷していることで証明されている。9月入学制になれば、海外との往き来が活発になり、インターナショナルな人材が育成され、大学のレベルアップも期待出来る。千載一遇のチャンス。多少の困難があろうと一気呵成に移行すべきだと思う。コロナ騒動で自粛が徹底し、誰しも気が滅入り始めている。いつまで続くのか。後になって今を振り返り、コロナ騒動があったからこそ、9月入学制が実現したのだとレガシーになる。こんな困難な状況下でも、まさにコロナ禍に打ち勝った証だと胸が張れるようになる。コロナ後に世界が変わるのは必然だから、一歩先ゆく9月入学制も有りなのだと思う。