コロナの教訓

新型コロナウイルスが肺炎以外でも話題をまき散らしている。世耕参院幹事長が「予算会議で野党が新型コロナウイルスの質問をしないのは変」とツイートしたのに対し、蓮舫は「私の分担は桜を見る会」と反発。感染症と桜、どちらを優先すべきか。世耕の勝ち、野党の負け。武漢から政府チャーター便で邦人を帰国させることになった。桜で散々浪費しているのに8万円も取るという。でも世間の反発を喰らい急遽政府負担に変更した。国費の使用は政権の勝手だという体質が見え見えだったが少し修正された。2人の帰国者が検査を拒否した。未発病の感染者からも感染するから、我が儘の域を超えている。昔流に言えば非国民だ。結局2人は検査を申し入れたとのこと。2人を強制的に検査出来るよう憲法の緊急事態条項の改正が必要だと馬場日本維新の会幹事長が言い出した。でも強制検査をするには、2月8日に施行される「指定感染症」の施行日を前倒しすれば出来るので憲法改正とは無関係とテレビのコメンテイターが主張した。すると、それまで安倍首相は馬場の意見に同調していたが、急遽明日から前倒しして施行すると閣議決定した。安倍と日本維新の会のスケベ根性が丸出しで、憲法改正には真面な議論が必要だということを印象づけた。スケベ根性がやぶ蛇となった。教訓。民間が積極的に発言すれば、少しは良い方向に進むかもしれない。