公職選挙法認知テストの導入を

「メロンとカニ」の菅原厚労相が辞任したと思ったら、今度は「ウグイス嬢厚遇」の河井法相が辞任した。二人とも公職選挙法違反だ。菅原は議員になってから、安倍首相にはローヤルゼリー大、塩崎元厚労相にはローヤルゼリー小など、有力政治家に贈っていたというから、首相の任命権の軽さが分る。相次ぎ辞任する大臣が現われるのも分るような気がする。首相は「任命責任は私にある」と謝罪するが、言葉だけで終わってしまう。政治倫理を回復しようとする気配は全く無い。内心は「ローヤルゼリーが無くなった」程度にしか思っていないのかもしれない。政治家が自ら政治倫理を回復しようと努力しないのであれば、箍をはめるしかない。国会議員の選挙当選要件として、公職選挙法認知テストを課し、満点を取らなければ落選とする程度の規制が必要だ。更に違反者に対する罰をもっと重くすることも必要だ。なんとも情けない限りだ。日本の明日は暗い。