嗚呼、セブン

最近やたらと「セブンイレブン」の文字を目にする。人手不足でFCオーナーが悲鳴を上げ反乱を起こし始めたという。そう言えば、我が家の周辺でセブンの出店が多くなったような気がする。数えてみると、徒歩15分、ほぼ1km以内にセブンが9店もある。ローソンもファミマもヤマザキも1店しか無いから、セブンの数は極めて異常だ。調べてみると、セブンの戦略らしい。ドミナント戦略と言う。同一地域内に店舗を集中的に出店することで地域のロイヤリティを向上させ、全ての店舗の売り上げをアップさせる、というセブンの根幹をなす戦略とのこと。コンビニはアルバイトで回っている。コンビニは24時間稼働で仕事量は多く給料は安い。しかもアルバイトをするのは近所の住民。更に狭い地域に乱立すればアルバイトのなり手がいなくなるのは当たり前だ。人手不足はセブン自ら招いた結果と言える。しかも、この地域のセブン店の競争相手はファミマなどではなくセブン店になる。セブンは各店均質だから競争原理は働かない。唯々FCオーナーは地獄の労役を強いられる。セブン本社がFCオーナーを虐待してどうする。セブンの経営は根本から間違っている。