スケープゴートの仕事

竹田JOC会長の任期延長画策が一転して退任不可避の状況になったとのこと。理由は東京五輪招致に関する賄賂疑惑。フランス当局が捜査中なので、身柄拘束を警戒してスイス出張を取りやめたのだから現実味を帯びてきた。竹田は2001年から18年間も会長職に就いている。決して実力で得たものではなく、旧皇族出身なので「お飾り」的存在と言われている。果たして「お飾り」が自ら罪を犯してまで賄賂を贈るような決断をするだろうか。極めて不自然だ。影の実力者がいて、電通が実行し、竹田はいざという時のスケープゴートと考えるとスッキリ見える。竹田は退任後逮捕されるかもしれない。その時竹田は全てを洗い浚いぶちまけるべきだと思う。JOC組織を浄化するチャンスでもある。スキャンダルが広がれば東京五輪の辞退に発展するかもしれない。18年間も「お飾り」を務めてきたのだから、最後の最後に大仕事をやるべきだと思う。