スポーツの特異日

今日はスポーツの特異日なのかもしれない。ノルウェーのW杯スキージャンプでは、小林陵侑選手が日本男子初の個人総合優勝を果たした。欧州勢以外の総合優勝は初めての快挙とのこと。5試合を残して確定させた総合優勝だから、如何に実力がずば抜けていたかが分かる。まさに小林陵侑選手がジャンプの歴史を塗り替えたと言える。英国の全英オープンバドミントンでは、桃田賢斗選手が男子シングルスで日本勢初の優勝を飾った。全英オープンは120年の歴史ある大会で、選手なら誰でも一度は獲りたいタイトルとのこと。桃田は違法賭博で無期限の競技会出場停止処分を受けたが、その間体力アップに励み強くなって帰ってきた。まさに禍転じて福となすの典型だ。喜びもひとしおだろう。更に米国のW杯スピードスケートでは、高木美帆選手が1500mで世界新をマークして優勝した。初めて世界記録保持者という肩書を持つことになった。また、国内では大阪国際女子マラソンで転倒し途中棄権した福士加代子選手が名古屋ウィメンズマラソンに出場し今度は転ばずにMGCの出場権を獲得した。盆と正月が一度に来たような一日だった。