濁濁併せ吞む

細野豪志が自民党の二階派に入るとのニュースには驚いた、というよりは呆れてしまった。細野と言えば、モナとの路チュウで有名になった。その後、福島原発事故の後処理や環境相を歴任したがマイナス面しか残さなかった。更に圧巻は小池の希望の党立ち上げの片棒を担ぎ、民進党の代表代行でありながら民進党を壊滅させたことで有名だ。その細野が今度は自民に寝返るという。此奴の頭の構造はどうなっているのだろうかと思う。大事なのは信条ではなく、権力だというのであれば納得はいくのだが。静岡5区の富士市や三島市や御殿場市の選挙民はどのように思っているのだろうか。次期選挙では選挙民の見識が試されることになる。一方二階派も賑やかになる。まだ更迭されない片山さつき、失言の桜田五輪相、路チュウの中川議員、不倫の宮崎・金子夫妻等々、悪い意味で多士済々。このメンバーを見れば、細野の加入も大したことはないとも思えるから不思議だ。清濁併せ呑むという言葉があるが、濁濁併せ呑むという言葉も誕生しそうだ。