ペイペイとZOZOとiD

高額な資金を使い認知を広げる販促手法がのさばり始めた。100億円還元のペイペイ、100万円プレゼントのZOZO、えげつないと思う。ヤフーとソフトバンクが出資する決済会社ペイペイの「100億円あげちゃう」キャンペーンが4ヶ月間の計画で始まったが利用者が激増し10日間で予算を使い果たしたとか。同社の決済サービスを使えばすべての人に購入額の2割がポイントで還元される企画だったが、そのポイントが付与されなかったり、取り消されたりで混乱している。新しい決済方法なのに運営は極めて杜撰だ。一方ZOZOは前沢社長が個人資産1億円を投じ、社長のツイッターをフォローした上で、投稿をリツイートした人の中から100人に100万円を支払う企画を発表。フォロワー数は企画前の約50万人から550万人超に増えたという。今後社長は販促のためフォロワーに広告を打つという。金で客を釣るという商法だ。えげつない。でも待てよ。昨年自分は、iD機能を付ければ2000円というクレカのキャンペーンに応募し、2000円分をせしめた。どうやら、えげつなさは人間の本性のようだ。