特異日ならぬ特異週

この1週間は特異日ならぬ特異週だった。京都旅行に出かけた23日の出来事。東京駅の新幹線改札口近くで、偶然20年前の部下に遭遇した。今は新幹線通勤で本社勤めとのこと。昔から優秀だったが、相当出世したようだ。会っただけで、懐かしくもあり、嬉しくもあった。その日の夕食は京都駅八条口近くの和食創作料理の「燕」。こぢんまりとした小さな店だが料理は旨い。2年前からリピーターになってしまった。人気店なので大分前に予約を入れていた。開店時間の17時半に行くと、既に一人の先客がいた。隣り合わせの席になり、料理とお酒が進むうちにポツポツと話すようになった。何と先客は、卒業した大学が同じ、住んでいる県も同じ、そして年齢も同じということが分かった。偶然とはいえ、これ程の偶然があるのだろうか。世の中は広いようで狭いものだと驚嘆した。そして今日29日はゴルフに出かけた。するとゴルフ場のロビーで数十年来会社で一緒だった研究所仲間と目が合った。もう20年以上も会っていなかったが、お互いに即座に相手を認識し、笑顔で握手を交した。これ程偶然に偶然が重なると返って変な気持ちになる。神様は何故いま引き合わせたのだろうかという疑問が頭から離れない。