隗より始めよ

通常国会が始まったが、相変わらず内容が無い。野党はモリカケ問題と、茂木経済再生担当相の線香買収疑惑の追求に終始している。本来国会は日本の将来を如何に導くかを議論する場であるはずだ。もういい加減にモリカケ問題を国会のまな板に乗せることは止めて欲しい。でも一方でモリカケ問題は間違いなく追求しなくてはならに問題ではある。例えば裁判所などに移して、徹底的に追求すべきだと思う。更に茂木の線香問題はもっと小さい。しかも、その問題を追求する希望の党の玉木代表にも慶弔費を巡る問題が浮上している。また恒例のブーメランだ。謂わば、線香も慶弔費も「目くそ鼻くそを笑う」の類い。ではどうだろうか。国会では個人的な事は追及しないというルールを作っては。このルールを作るだけで国会の生産性は上がるはず。同時に即訴訟に持ち込むルールも付け加えれば更に効率的だ。または辻元議員の言うように、公職選挙法を改正し、解釈に幅が出ないように事細かく決めるのも手だ。国会議員を雁字搦めにしないと買収は止められないとは情けない限りだ。働き方改革は国会から手を付けるべきだと思う。まさに「隗より始めよ」。