想定ストーリーを斟酌すると

中東問題は極めて複雑だ。十数世紀前からユダヤ教・キリスト教・イスラム教が入り乱れ、イスラム教は更に分派し、しかも憎しみの度合いが増している。トランプがエルサレムをイスラエルの首都と認めてから、混乱は更に拍車をかけている。河野外相が仲裁のためイスラエルとパレスチナを訪問した。河野外相はイスラエルのネタニヤフ首相と、更にパレスチナのアッバス議長と個別に会談した。両首脳とも、対話による解決に同意した。新聞による報道はここまでで、河野外相の訪中東の目的も成果も良く分からない。新聞報道は極めて外見的で、目に見える事実だけを並べたもので、新聞本来の目的を果たしていない。自分も中東のことは、サッパリ分からないが、要は中東和平のガンになっている過激派組織のPFLP(パレスチナ解放人民戦線)の壊滅にあるようだ。今後イスラエルがPFLPを壊滅し、パレスチナ難民はヨルダンに逃れる。河野外相はヨルダンに パレスチナ支援策として45億円の資金拠出を表明している。ヨルダンにパレスチナ政府を樹立するということなのだろう。日本に居ると、真実をえぐり出すマスコミは無いから、真実の情報集めに一苦労する。一新聞が真実を暴露すれば叩かれるのが現状だ。では、こうはどうだろうか。マスコミ各社が、各社毎に何案かの想定ストーリーを披露する。それを読者が斟酌する。それで良いと思う。バカはバカなりに理解するところが、極めて快い。