第3のムカッ

AIBOがaiboに生れ変わった。ソニーが11年前に生産を中止したアイボAIBOの後継機を発売すると発表した。名称はaiboで小文字に変わった。周囲の状況を把握するカメラやセンサーを備え、全身が電子部品の固まりだ。かつてのAIBOと異なりクラウド技術も使って飼い主とともに身のこなしを変えていく。AIも活用し人に好かれるのに必要な動きを最大公約数のように結論づけて、飼い主による好みの違いに対応する。行く行くは、愛玩犬としての役割だけではなく、子どもの見守りや高齢者の認知症対策も見込んでいるという。益々生きたペットに近づいてきた。それだけに、先代AIBOの息の根を止めた平井社長が「愛情の対象となるロボットにする」と嘯いているが、先代の二の舞いにならないか極めて心配だ。ぶっちゃけ、ソニーが新アイボを売り出すとの記事にムカッとした。そして先代を殺した平井の「愛情の対象となるロボットにする」という発言にムカッとした。更にaibo生産中止という第3のムカッが起きないことを願いたいものだ。