奇跡の復活vs当然の凋落

サッカーW杯南米予選で6位に低迷し、本戦出場が絶望的で大陸間プレーオフも危ぶまれていたアルゼンチンが奇跡的にW杯出場権を獲得した。アルゼンチンは予選最終節でエクアドルと対戦。開始早々エクアドルが1点を先制したが、メッシのハットトリックで逆転し3-1で快勝。その結果3位に這い上がり本戦出場権を獲得した。強豪アルゼンチンの底力が見事に発揮された最終戦だった。一方既に出場権を獲得している日本はショボい試合が続き、実力は落ちるばかりだ。キリンカップで世界ランク113位の格下ニュージーランドに対しベストメンバーで戦い辛うじて2-1の辛勝。48位のハイチとは控え選手主体で3-3の引き分け。ベストメンバーで臨んだ対ニュージーランド戦では日本の実力の低下が現れていた。対ハイチ戦ではボロボロだった。ハリル監督が選手の不甲斐なさに怒っていたが、原因は選手なのだろうか。連携プレーも経験したことの無い控え選手を寄せ集めても機能するチームが出来る訳がない。それを機能させるのが監督の仕事のはず。その上でゲームで采配を振るうことになる。現実は、控え選手に自信を無くさせ、やる気を削いでいる。育っていない。レギュラーは劣化し、控え選手を潰している。次回の対ブラジル戦がハリルの最後の采配になるかもしれない。