拠り所は「身長と体重」

誰でも「病気にならないための生き方」を考える。健康を維持するために、運動をしたり食事の量や質を考えている。それが当たり前だ。でも、現代人にとって生きることの最悪の敵はガン。だが石原結實という医師はガン検診を受けないと言う。石原医師と言えば「食生活を改善し体温を上げればガンは克服出来る」と推奨してきた人物だ。昔自分は、石原医師の本を購入し熟読し納得していた。でも実行したかと言えば答えに詰まる生活をしていたと思う。体温を上げる食物を摂取するのではなく、結果として体温が上げるアルコールを飲むことに執着していたからだ。その結果勿論石原医師の言う体温を上げるという効果は現れてはいない。その石原医師が今回自身がガン検診を受けない理由を述べた。肺、大腸、乳、卵巣、子宮体、前立腺、すい臓、食道ガン、胆管ガンは、肉、卵、牛乳、バター、マヨネーズなどに代表される欧米食の摂取過剰と大きく関連している。ガン細胞は35.0度でもっとも増殖し、39.6度以上になると死滅するので、午前10時の脇の下の体温が、36.5度以上になるよう努力すること。ここまでは分からなくもない。しかし極めつけは「人間ドックで信頼できるのは身長と体重だけ」と付け加えた。恐れ入った次第。