トランプで思考停止

トランプ大統領になりどう変わるのだろうかと世界が戦々恐々としている。米国民が国外逃亡を考え、カナダ移民局のサイトにアクセスが集中しダウンしたとか。日本も韓国も米軍駐留費用の負担増に頭を悩ましている。世界的に株価が下り、日経平均は1000円も下落し円高も進んだ。衆院ではまさにTPPが可決されようとしている。蓮舫民進党代表は「トランプになり米国のTPP脱退が明らかなのだから、衆院で承認案を可決すべきではない」と言う。TPPは元々民主党政権が言い出したことだ。その後自民も賛同し進めることになった経緯がある。農水相の失言を担保に取り、質疑を遅らせようとしているが蓮舫の真意が分からない。YESなのかNOなのか。蓮舫の「米国がNOだからNO」という論理は真面なのだろうか。極めて危険な主張だ。自説が無い。他人任せだ。TPPとは9か国間の経済協定。従って各国が参加の可否を決めるべきものだ。蓮舫の論理を「思考停止」と言う。思考停止の代表が率いる政党に明日は無いのは明白だ。