Japan Earth-fund Exploration Agency

NASAの火星探査協力に対し日本が難色を示しているという。珍しい事だ。日本のJAXAは「はやぶさ」や「かぐら」などの衛星を立て続けに打ち上げ、宇宙開発活動真っただ中にあるようにマスコミが報道している。宇宙技術と言えば、イコール軍事力でもある。現在ITがこれ程までに発展したのは、米国の宇宙軍事力を民営化したことによるものであることは誰でも知っている。宇宙開発が人類の発展に貢献してきたことは間違いない。でも、月面着陸が火星探査に変わったら、今まで考えられないような画期的な技術的な進歩が見込まれるのだろうか。そうとは思えない。今のNASAは単に子供の夢を追っているだけのように見える。充分なお金があるのならば、開発を進めれば良い。だが、今はそんな時代ではない。通信や天気予報など国民生活に具体的な利益のある宇宙開発以外は予算を認めない時代になっている。JAXAは火星探査の予算を得難いのだから、当然難色を示すことになる。日本の宇宙開発には、ミサイル開発という裏の意味があると言われている。もう既にその役目は終えている。その莫大な予算は、宇宙ではなく、深海とか地中の探査に使うべき時代になっている。島国で何の資源も無い日本が、自前で生き抜く道でもある。JAXAは看板を書き換えるべき時が来ている。Japan Aerospace Exploration AgencyからJapan Earth-fund Exploration Agencyへと。