公園デビュー

春休みになり、孫たちが遊びに来た。親は仕事があるので孫たちだけで我が家に来た。明日の4月から5年生になる女の子と2年生になる男の子の二人。外に出てスポーツ遊びをしたいと言うので野球のバットとテニスボールとバトミントンを持って外に出た。ところが、小学校の校庭は立ち入り禁止だし、公園にはスポーツ禁止の立札がある。公園の片隅で、こっそりと野球とバトミントンをしたが盛り上がらない。そこで、少し離れた場所にあるアスレチック公園まで行くことにした。道中まだなのとブツブツ言っていたが、公園が見えるなり走り出した。その公園には太い丸太で出来た吊り橋や高い砦や幅の広い滑り台などがある。孫たちは早速遊び始めた。ところが思いのほか難しいようで、吊り橋を渡るのに相当時間を要した。高い砦にはすぐ登れたが、なかなか降りることが出来ない。登る時は目的地が目の前に見えているが、下りる時は着地点が相当したに見える為のようだ。それでも数回経験すると、怖がらず慣れた手つきで遊び始めた。子供の適応力の凄さを肌で感じた。近くの店でアイスを買い公園のベンチで食べた。そろそろ家に帰ろうかと促しても、もっと遊びたいと言う。相当お気に召したようだ。公園には、母親に連れられた3~6歳程度の幼児から小学生まで、多くの子供たちが遊んでいた。幼児を連れた母親たちの公園デビューは大変なのだろうと思った。幸か不幸か、こちらは年寄りだ。今日が公園デビューであったが、楽しいひと時であった。