DPJ or DIP

民主と維新の合流後の党名は維新の推す民進党に決まったが、今度はその英語表記で揉めている。民主はThe Democratic Party of Japan(DPJ)を、維新はDemocratic Innovation Party(DIP)を推している。民主の案は、今までの民主の英語名と同じだから民進にはそぐわない。維新の案は、Innovationが改革とか革新という意味だから民進を的確に表している。維新案の方が良いと思うが、少し問題もあるようだ。維新案の略称DIPはちょっと浸すという意味だが、米俗語では「まぬけ」を意味するとのこと。揉め事の大元は、この「まぬけ」にあるようだ。賢い人に「まぬけ」と言っても、賢い人は自分は「まぬけ」ではないと自信を持っているから何も気にしない。ところが、まぬけな人やそれに近い人に「まぬけ」と言ったら本気で怒りだすものだ。民主の連中が「まぬけ」に抵抗感があるのは、自分たちが「まぬけ」であることを自覚している証かもしれない。だが「まぬけ」は「まぬけ」を自覚して行動すれば賢くなるものだ。常に自分たちはDIPから抜け出すのだとか、DIPではないのだと、それを念頭に置きながら行動すれば、ひょっとすると自民に対抗出来る政党に生まれ変わるかもしれない。しかし、まぬけがDIPを嫌えば、まぬけ地獄から抜け出せそうもない。何れにしろ結果は明日判明しそうだ。