レム睡眠/ノンレム睡眠

脳科学の長年の謎だったレム睡眠の役割を解明したと筑波大の研究チームが発表した。レム睡眠の強弱がノンレム睡眠時の脳波(デルタ波)の強弱と比例することを実験的に実証したとのこと。デルタ波には記憶形成や脳機能回復の作用があることが知られている。従って、レム睡眠をコントロールすれば、ノンレム睡眠中の記憶の整理を促すことが出来ることになる。この研究成果は、睡眠中にデルタ波が減少するアルツハイマー病やうつ病などの解明につながる可能性も期待出来そうだ。最近レム睡眠/ノンレム睡眠という言葉を良く耳にする。レム睡眠とは、浅い眠りで身体は深く眠っているのに、脳が活発に動いている状態で、一方ノンレム睡眠とは、深い眠りで脳も身体も休んでいる状態のことを言う。昼間の居眠りもノンレム睡眠らしい。ヒトは眠っている時に、レム睡眠/ノンレム睡眠を1セットとして約90分サイクルで繰り返している。レム睡眠中に起きればスッキリ目覚めることが出来、ノンレム睡眠中に起きると寝ぼけてしまうことになる。だから自分は寝る時に、起きる時間を設定してから床に入る時間を決めることにしている。7時に起きるには、90分×4=360分(6時間)だから、1時に床に入ることになる。適正睡眠時間は8時間というが、若い頃には何時間でも寝ることが出来た。社会人として会社勤めをしている頃はマックス8時間で、仕事次第で短くなりサイクルは乱れぱっなしだった。今は仕事はせず一日中自由人であるが、6時間から4時間半へと短くなっている。最近は3時間の時もある。年を取ると寝る時間が短くなると言われているが、間違いないようだ。でもひょっとすると昼間の居眠りでノンレム睡眠の時間を補っているのかもしれない。