地方統一選の裏舞台

地方統一選たけなわだ。優れた人物が選ばれれば良いが、現役にも相当酷い奴もいるようだ。秋田市長は公務である地域振興イベントを欠席して、市幹部を引き連れ後援会主催のゴルフ大会に参加した。記者に問われて「ゴルフを遊びと思っているの?歴とした政治活動だ」と宣ったとのこと。自費で自分の後援会に参加しておいて公務とでも思っているのだろうか。宮城では大衡村の村長が、女性職員にレイプまがいの暴行をした。女性に自分を「殿」と呼べと迫ったというから精神異常者なのかもしれない。村議会から不信任を突き付けられ議会解散後に辞表を提出。退職金1100万円はちゃっかり受け取り、再出馬はなし。だがこれで終わるはずがない。冷たい牢屋が待ち構えているかもしれない。維新の党の女性衆院議員は国会を休んで、ヤクザまがいの秘書と宮津に不倫旅行。橋下市長に叱責され党から除名処分を受けた。記者の質問に対し 「エモーショナルな感じで処分されたことは残念」と宣った。エモーショナルとは感情的なさまを言う。エモーショナルな行動がエモーショナルな感じで処分されたのだろう。既に「エモーショナル」が今年の流行語大賞にノミネートされるかもと噂になっているとか。市町村長や議員の劣化は目に余るものがある。でも選んだのは有権者たち。問題は選挙の時に候補者を選ぶ判断材料がないことだ。選挙公報もあるし街宣車での連呼もある。しかしそれだけではその人物の思想や人柄は分からない。情報公開を進めるための新しい仕組みが必要だと思う。