世界一醜い魚

以前静岡に住んでいたので、沼津というとアジの干物を思い浮かべるが、最近は沼津港深海水族館が人気らしい。沼津が面する駿河湾は日本で最も深い湾として有名だ。深い海故に由比のサクラエビや戸田のタカアシガニが有名で、時々見慣れない深海魚も揚がってくる。このほど、何と世界一醜い魚と言われているブロブフィッシュが捕獲され話題になっているようだ。大きさは30cmくらい。おたまじゃくしのような形。ぶよぶよしている。前方から見ると鉄腕アトムに出て来るお茶の水博士にも似ている。世界一醜い魚というよりは、気持ちは悪いが愛嬌のある顔をしている。一昨年イギリスの醜い動物保存協会により、ブロブフィッシュが世界一醜い魚に認定されたことを、このブログに書いたことがある。これも何かの縁かもしれない。今は研究機関に引き取られているそうだが、沼津港深海水族館での展示が始まれば、一度は見に行きたいものだと思う。