恒例のクラス会

今日は半世紀前に卒業した高校のクラス会だ。60歳を過ぎてから毎年10月に開催するようになった。当時53名のクラスだったがポツリポツリと6名があの世に旅立ち、47名が残っている。今日は19名も参加したのでこの年代では優秀な参加率だ。まずは級長の挨拶で始まった。昔も今も級長は級長としての風格を備えていて未だにクラスの柱だ。次に主幹事が挨拶したが、その内容は訃報の報告。来年のクラス会で、自分の名前が呼ばれないようにと挨拶を締めくくった。もうすぐ全員が70歳台に突入する。終活が話題になる年代になったのを実感した。しかし、その挨拶が終わるや否や空気が一変した。全員がタイムマシンに乗ってしまったかのように、瞬時に半世紀前に戻りおしゃべりが始まった。楽しいひと時だった。だが7~8年前に較べ変わったことが一つある。おしなべて酒量と食べる量が減った。その分会費も安上がりに向かっている。経費は低く盛り上がりは高くなりつつある。結構なことだ。来年の再会が楽しみだ。