横浜女子マラソンと朝日新聞

横浜国際女子マラソンが今回をもって終了するとの突然のニュースに驚いた。前身の東京国際女子マラソンを含めると通算36回目となる歴史に幕を下ろすことになる。国際陸上競技連盟が公認する初の女子マラソンとして誕生し、日本女子マラソンのレベルを引き上げ数多くの世界一線級の選手を輩出してきた実績がある。残念だ。理由は財政難だという。その要因は、女子マラソン選手の低迷によるスポンサー企業の激減と、主催者である朝日新聞の経営不振にあるようだ。朝日新聞は慰安婦問題や原発事故吉田調書や取材なしの捏造記事などでゴタゴタが続き、読者が激減していて会社の存続自体も覚束ない状況だ。先日は社長が陳謝した。だが20年間も国民を騙し続けてきた慰安婦記事を捏造と認めざるを得ない状況に追い込まれた上での謝罪だから褒められたものではない。でも誤報や捏造記事を認めたのだから、ジャーナリズムの炎が消えてしまった訳でもない。ジャーナリストとしての自覚さえ戻れば経営の建て直しは不可能ではないはずだ。経営が一時的に苦しいからといって、伝統ある女子マラソンを止めるとは真に身勝手な会社だと思う。寧ろ女子マラソンが低迷している今こそ、再興のために頑張るべきだ。今主催者を辞めてしまうと、またまた日本の足を引っ張ることになる。読者離れの決定打になりそうだ。