チョビのお披露目

野良猫のシロとチビが我が家に遊びに来るようになってから久しい。チビは1年ほど前にシロが生んだ雄猫だ。今日のチビは一回り小さくなってしまったように見えた。良く見ると生後2か月くらいの仔猫だ。チビではない。2か月前頃にシロの大きかったお腹が凹んだので、生まれたのだろうとは思っていた。だがその後仔猫の姿も見えず声も聞こえないので、死んでしまったか、あるいはネグラでじっとしているものと想像していた。ところが突然の訪問だ。良く見ると傍にはシロがいる。母親らしく仔猫を見守っている。多分シロは我が家へ仔猫をお披露目に来たに違いない。どうぞ見てね宜しくというような顔をしている。シロもチビも胸と足が白いキジトラで、顔は美形だ。シロの鼻はピンクで、チビの鼻は黒。仔猫も白の入ったキジトラで良く似ている。仔猫の鼻の下は黒いちょび髭みたいな模様が有り、些か不細工に見える。動きは活発でもう松の木に駆け上ったり、走り回ったりしている。仔猫の名前はまだ無い。カミサンと相談しチョビと名付けようと思う。