理想的な家事手伝い

OECDが加盟34カ国を調査した結果、男性が最も家事に協力しないのは日本だったとのこと。一位のノルウェーは一日当たり180分だが、ビリの日本は62分。ちなみに女性はノルウェーが210分で日本は300分。最近日本でもカジダンが話題に上るようになってきた。カジダン時代の前を過ごした自分から見れば、62分は大きな数字だ。自分が働いていた頃に家事を手伝った記憶がない。あるとすればごく珠に掃除機を動かした位だ。ところが退職してからは家事の手伝いが定着した。ひょっとするとカミサンは自分の本「定年オヤジのしつけ方:小川有里:講談社」を盗み見していたのかもしれない。今では、食事テーブルのセッティング、洗った後の食器拭き、風呂場の掃除、洗濯干しと取り込み等がルーチンワークになった。料理は頼まれれば、カレー、チャーハン、パスタ、野菜炒め、肉じゃが等々お手の物だ。最近は野菜の50度洗いも熟している。共稼ぎならば家事を分け合うのが当然だろう。だが専業主婦であれば夫に頼らず家事に専念する方が良いと思う。問題は家事を仕事と見做すかだろう。夫は外で仕事をし、妻は家で家事の仕事をする、これも理想の一つだ。更なる理想は、家事を楽しむこと。理想に近づいてきたようだ。