2千万人vs25%

昨年日本を訪れた外国人旅行者が初めて1千万人を突破した。そこで安倍首相が悪乗りして、2020年までに2千万人を目指したいとぶち上げた。悪乗りという意味で、かつて鳩山元首相が温室効果ガスの削減目標を2020年までに25%にすると国際公約したことを思い出した。この25%は中国が言ったように「まやかし」で単なる「ええかっこしい」だ。しかも日本が本当に削減努力をすれば経済は壊滅的な状況に陥ること間違いなし。性質の悪い公約だった。ところが、安倍の2千万人は筋が良さそうだ。元々日本人は海外が苦手。海外への留学生数も減少の一途。ところが日本は、街が綺麗で安全で、人も親切で外人からはユートピアとも言われている。それならば来日し易い環境を整備して、多くの外人を呼び込めばいい。日本に来れば日本の良さが分かるし日本の平和主義にも実感するだろう。世界中に親日派が増えることにも繋がるはずだ。まさに安倍の言う積極的平和主義の実践にもなる。オマケに来邦者が倍増すれば経済も活性化される。第3の矢の中の1つとして本腰を入れて実行すべきだと思う。