オリンピック招致の当落要因

オリンピック開催地決定日が迫ってきた。今の日本にはオリンピックよりも前にやるべき事が沢山有るので、自分は日本開催に賛同はしていない。とは言っても気になるので、当落の要因を考えてみた。もし日本に決まれば、その勝因は3者とも失速した中で日本が一番軽症だったに過ぎないからだと思う。何故東京なのかという説明も出来ず、決して東京が一歩抜き出た訳ではない。一方、もし日本が落選すれば、その理由は明確だ。3つある。猪瀬のイスラム人種差別失言と麻生のナチス憲法称賛失言と汚染水垂れ流し問題。突き詰めれば汚染水で落選したと言えるだろう。その理由も3つある。一つは日本オリンピック委員会が、東京にだけ目がいき日本を代表しているという意識が欠如していたこと。もう一つは汚染水の処理計画像を説明出来なかったこと。東京から250km離れていることと政府が470億円出すと言っても、それだけで世界が納得するはずがない。更にもう一つは政府が汚染水対策を不作為で泥沼化してしまったこと。特に汚染水の海への流出は世界中の人々に悪影響を与える。汚染水を垂れ流す国など誰が信用するものかと思うのが人情。ダーティーな国に投票するという行為は、心を痛めるものに違いない。