生命が生存し得る土壌

NASAが、有機生命体の生存に適していた場所を地球以外で初めて見つけたと発表した。キュリオシティが火星の表面の岩を解析した結果、生物に不可欠な元素である硫黄、窒素、水素、酸素、リン、炭素を確認したとのこと。太古の昔の火星では、30億年以上前に微生物が生存していた可能性があるらしい。勿論、火星に生命が生存したことを示す直接的な証拠はまだ何も見つかってはいないが、生存したとしてもおかしくはない土壌があったということだ。30億年以上前というのは、地球に最初の生命が誕生したのとほぼ同じ時期。火星も地球の仲間だったのだという親近感が湧いてくる。しかし現在の火星は、寒く、乾燥していて、放射線が降り注いでいて生命体は生存出来ない。地球が火星の二の舞とならぬよう、全地球人は核爆弾廃絶を確実に実行しなくてはならない。数億年後の宇宙人に、地球に生命が生存する可能性がある土壌があった、などと言われないように。