民主党の行方

衆院選大惨敗で野党第1党陥落の崖っぷちに立つ民主が、相変わらずダッチロールを繰り返している。党首は何とあの安愚楽牧場推奨で裁判を起こされている海江田。火中の栗を拾うとは言ってはいるが、火傷して退任するのが落ちだろう。党として立ち直る様子もないので、横浜市議補選では共産党にも負けるほど有権者から見放されてしまった。少女レイプで政務官を辞任した徳田事件にコメントするロチューの細野。レベルは質の悪い風刺漫画以下。国会同意人事の事前報道ルール撤回の合意をひっくり返した輿石。輿石は未だに単に足を引っ張り政治を停滞させることが、民主離れを加速させていることに気付いていない。7月の参院選での民主大敗も間違いない。衆院選惨敗の総括をまとめたが、鳩山の普天間移設計画ぶち壊し、菅の唐突な消費増税提案、小沢の陸山会裁判によるイメージダウン、野田の衆院解散時期見間違えと、歴代トップに責任を押し付け、真に反省する様子もない。サルでも反省するのに民主は反省さえ出来ない。サル以下の議員などいらないと思うのが人情だ。極めつけは党綱領の策定だ。民主には綱領がない。だからいつも他党から馬鹿にされる。民主の立ち位置を決めようと綱領作りを検討したが、中道かリベラルかで意見はまとまらず綱領も作れない。元々寄せ集め集団なのだから綱領など作れる訳がない。党を解散することがベストの選択だろうと思う。解散しても就職先は幾らでもある。自民よし、社民よし、維新よし、みんなよし、公明よし、労組よし、NPOよし、廃業もよし。これが民主の最大の問題であるに違いない。