国会の仕分け

日経に「与野党で無駄削減、国会も『仕分け』着手」との見出し。国会の仕分けではなく国会での事業仕分けが始まった。国会議員と民間有識者が集まり検討するということで、さぞかし大きな問題を取り上げるのだろうと思っていたら、なんのことはない今話題の「京」。官僚の天下りが3人いるが何故必要なのかとか、細かい経費の問題を論い重箱の隅をつつくこと極まりない有様。暇な人間が集まって議論遊びをしていたが残念なことにそのレベルは蓮舫の域を出ていない。結論は「一番でもダメ」。しかもこの仕分け会議は、検討結果を予算編成に勧告するだけの権限しかない。どうせやるならもっと大きなこと、例えば公務員改革はどこまで出来るかなどが良いだろう。とは言っても何も出来まい。せめて「与野党で無駄削減、国会も『仕分け』着手」と新聞に載るように「国会議員数の削減」についての仕分けから始めたらどうだろうか。まさに国会議員の質が試される恰好の課題だ。いざ挑戦あれ。