14日 1月 2019
厚労省が、がんゲノム医療の医療提供体制を作ると発表した。がんゲノム医療とは、がん患者の遺伝情報から最適な抗がん剤を選び出す医療だ。効果が高まり副作用も少なくなることが期待されている。一部の検査は春にも保険適用される見込みとのこと。いよいよ、がんもゲノムで治す時代に突入したようだ。ところが問題も多い。一つは混合診療。ゲノム検査に保険を適用しても、治療法が混合診療ルールに抵触すれば、ゲノム検査も保険適用外になってしまう。そこで厚労省は例外として混合診療が認められる「患者申し出療養」の仕組みを使いやすくすると言うが、混合診療を解禁するのが本筋だと思う。もう一つは薬代。ゲノム検査は3割で済むが、薬代は全額負担。ゲノム検査で最適な治療法と示されそうなのは保険適用外の抗がん剤が大半とみられている。しかも高価だ。この壁は高くて厚い。2人に1人ががんになる時代というのに、がんゲノム医療は誰でも受けられる状況ではなさそうだ。広く行き渡るにはまだまだ時間がかかりそうだ。少し残念。
13日 1月 2019
今から30年くらい前に、開発ヒアリングの席上でLSI開発担当者から「ムーアの法則」を聞いたことがある。ムーアの法則とは、集積回路上のトランジスタ数は1.5年ごとに倍になるというもの。しかもコストパフォーマンスを満たす必要がある。まさに日進月歩の開発競争だ。ムーアの法則は経験則だから10年も経てば限界を迎えるだろうと当時の自分は思っていた。ところが、驚くべきことに30年後の現在までムーアの法則は生き続けてきた。技術開発の果てしなさに驚嘆する。しかし、グラフィックスチップメーカーのNVIDIAのCEOは、もはやムーアの法則は成り立たないと断言している。今までムーアの法則が成り立っていたからこそスマホの定期的な進化が実現化し、毎年毎年新製品を発表し売ることが出来た。もしムーアの法則が終焉すれば新製品競争も状況が変わってくる。まさに電気・電子業界も潮目を迎えているのかもしれない。
12日 1月 2019
高額な資金を使い認知を広げる販促手法がのさばり始めた。100億円還元のペイペイ、100万円プレゼントのZOZO、えげつないと思う。ヤフーとソフトバンクが出資する決済会社ペイペイの「100億円あげちゃう」キャンペーンが4ヶ月間の計画で始まったが利用者が激増し10日間で予算を使い果たしたとか。同社の決済サービスを使えばすべての人に購入額の2割がポイントで還元される企画だったが、そのポイントが付与されなかったり、取り消されたりで混乱している。新しい決済方法なのに運営は極めて杜撰だ。一方ZOZOは前沢社長が個人資産1億円を投じ、社長のツイッターをフォローした上で、投稿をリツイートした人の中から100人に100万円を支払う企画を発表。フォロワー数は企画前の約50万人から550万人超に増えたという。今後社長は販促のためフォロワーに広告を打つという。金で客を釣るという商法だ。えげつない。でも待てよ。昨年自分は、iD機能を付ければ2000円というクレカのキャンペーンに応募し、2000円分をせしめた。どうやら、えげつなさは人間の本性のようだ。
11日 1月 2019
日立が英原発事業を止める方針を固めた。これで米国の東芝、トルコの三菱重工に続き、日本の原発輸出はゼロになった。事業費は総額3兆円。うち2兆円を英国政府が融資し、残りは日立、日本政府と国内電力会社、英政府と英企業が3千億円ずつ出資することになっていた。今の英国はブレグジットで原発どころではない。国内電力会社は及び腰。英原発中止の理由は総額が倍増したからだ。最大の理由は福島原発事故で安全対策が真面になったため。2011年に福島原発事故が発生し世界の原発計画は見直しが相次いだ。最早原発は安価でクリーンな電力源ではない。しかし、安倍政権は経済政策の柱に原発輸出を立て推進してきた。ここに最大の問題がある。一方小泉元首相は、声高に「原発ゼロ」を叫んできた。ここに来て、どちらの首相が如何に先見性と理性を備えていたかが明瞭になった。今後安倍首相の採るべき道は、廃炉を含め原発撤退のための技術フォローしか残っていない。いや、この技術フォローこそが遠い将来日本国民が安部首相を賞賛するネタになるはずだ。
10日 1月 2019
文政権の経済政策の失敗もあり、韓国経済が失速している。財閥系が振るわず設備投資が縮小し、働き方改革で最低賃金を分不相応に上げたため若者の失業が急激に増加している。そんな状況下で文大統領が年頭記者会見を行った。その時の女性記者の質問が凄い。「現実の経済がとても凍り付いている。国民がとても苦労している。将来に対する不安がすごい。でも大統領は俺に任せろと言っているが、その自信の根拠は何か」と質問した。それに対する文の回答は「話した通りだ」と曖昧だった。この構図は加計問題の菅官房長官と東京新聞女性記者とのやりとりと似ている。違いは菅がきわめて高圧的だったこと。そう言えば、森友問題をあぶり出したNHK記者は左遷されて退職に追い込まれた。臭いものには蓋をするのが日本式だが、さて韓国式とはどのようなものだろうか。
09日 1月 2019
正月三が日に変な夢を見た。今日までそう思っていたが、朝刊を見て夢ではないことが分かった。3日のテレビに1ドル104円とのテロップが流れていた。いや、流れていたかもしれない。アルコールも入っていたので見間違えたのだろうとも思っていた。108円が一夜にして104円になるはずがない。翌日には夢だったのだろうとも思った。ところが、現実だったのだ。3日午前7時半、たったの1分間で4円も瞬騰し、1時間後に戻ったとのこと。正月休みは薄商いになる。そこに海外投資家の仕掛け的な円買いが入ったらしい。個人もAIも虚をつかれ損切りに動いて異変に拍車をかけたとのこと。FXは損失が膨らむと元手の範囲で自動精算する仕組みがあり、多くの投資家が大損をしたようだ。問題はAIだ。AIはニュースや相場などのビッグデータを元にアルゴリズム取引をする。決めた条件を満たせば自動的に売買注文を出す。この仕組みが逆手に取られた。AIも万能とは言えない。AI頼みの未来の混乱が始まったようにも見える。
08日 1月 2019
特別背任事件で逮捕されたゴーン前日産自動車会長が求めていた勾留の取り消し請求が東京地裁で開かれた。ゴーン自ら無罪の主張をした。私的投資の損失18億円を日産に付け替えたが会社に損害を与えていない。サウジ実業家に16億円支払ったのは日産と中東の販売代理店が抱えたトラブル解決への対価だと主張。更に自分は全人生をかけて日産のために働いてきたと付け加えた。まだ裁判中だから、ゴーンが無罪になるか有罪になるかは分からない。でもこの騒動で分かったことが一つある。ゴーンは亡者なのだ。辞書によると、亡者とは「金銭や権力などに対する執念にとりつかれている者」とある。まさに亡者で、しかもせこいのだ。ブラジル、レバノン、フランスに会社の金で自宅を作るなど狡過ぎる。世界のトップ企業の経営者と較べるとコマネズミのように映る。この事件は如何様にも解釈出来るから、ゴーンは無罪になるかもしれない。でも今後経営者として、人間として捺された失格の烙印は決して消すことが出来ないだろうと思う。
07日 1月 2019
先日テレビを見ていたら、何の番組かは忘れたが星の数について話をしていた。多いものの例えとして「星の数ほど」という表現をするが、地上から肉眼で見ることの出来る星は自ら光る恒星だけだ。その光にも強弱があるから、弱い光の星は見ることは出来ない。更に殆どの恒星は惑星を持っている。だが惑星は自ら光らないから地上からの観測は全く不可能。結局、地上からは殆どの星を見ることは出来ないというような内容だった。「星の数ほど多い」という表現と「殆どの星は見られない」という対比が印象的だった。昨年NASAの宇宙望遠鏡「トランジット系外惑星探索衛星TESS」が打ち上げられ、既に太陽系外に3つの惑星を見つけたという。TESSは昨年10月に運用を終えた「ケプラー宇宙望遠鏡」の後継にあたる。ケプラーよりも広範囲を探索し「第二の地球」の発見を目指している。宇宙には恒星よりも惑星が多いことを証明したのがケプラーの功績だ。ケプラーの観測対象が一角だったのに対しTESSは全天になる。TESSは赤い星の生命のある惑星を探し続けるという。地球上の全砂の中の一粒に匹敵する第二の地球を見つけるかもしれない。正月早々夢のある話だ。
06日 1月 2019
日本と韓国の関係がギクシャクしている。日本の経済水域で韓国の駆逐艦が日本の哨戒機にレーダーを照射したという事件は、未だに両国の押し問答が続いている。真相は、韓国が国際法に違反して北朝鮮船を救助したのを目撃されたため、日本の哨戒機を追い払おうと照射したようだ。韓国が「ご免」と言えば済んだのに、これ程拘るのはそれなりの裏の理由があるからだろう。自民の一部は韓国に制裁を加えると息巻いていて鎮火する気配が見えない。また、徴用工の訴訟問題で、日本企業の資産が差し押さえられる可能性が高まり、政府は対抗措置策定の準備を始めた。徴用工問題は1965年の日韓請求権協定で決着している。韓国政府が徴用工に補償すれば解決する問題だ。だが、現実的には韓国最高裁が判決を下し、韓国政府は口を閉ざしたまま。河野外相も毅然とした対応を取ると息巻いている。これらのもめ事が一向に収まらないのは何故だろう。今の日韓間には橋渡し役となる人物がいない。この程度のもめ事はトップ同士が腹を割って話し合えば落とし所は見つかるもの。安部も文も己の責務を果たしていないということだと思う。
05日 1月 2019
テニスクラブの初打ちは例年3日だが、我が家は子供一家が集まるので参加は出来ない。会員は3日に、常連ビジターは4日に殆どが初打ちをしたようだ。従って、今日が我が家の初打ちになった。1週間ぶりに会うテニス仲間の顔が懐かしい。皆生き生きと晴れ晴れしい顔をしている。良い年を迎えたのは顔を見るだけで分かる。今日の自分のテニスは頗る調子が良かった。思いの外、足が良く動く。2勝1敗。ゴルフのため少し鍛えた体力のためかもしれない。ジャンプをする直前に足を縮める。縮めなければジャンプは出来ない。冬の寒さは、まだまだ続く。この寒さのあるうちに、もう少し体を鍛えておこうと思う。今年は、テニスもゴルフもささやかなジャンプが望めそうな気配がする。

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