06日 12月 2019
仏ではマクロン大統領の年金改革に反対するデモが吹き荒れ、機能不全に陥っているという。でも、仏の年金の所得代替率は60%以上で、日本はたったの35%。所得代替率とは、現役時代の所得に対する比率だから、日本に較べ仏は相当余裕があるはずなのに。では何故、仏では騒がれ、日本では騒がれないのだろう。米国の調査会社が世界各国の年金を評価したランキング結果を発表した。それによると、オランダとデンマークは最高評価だが、日本は韓国・中国以下の最低評価とのこと。評価項目は、年金が十分に支払われているか、年金制度に持続性があるか、制度が誠実に運用されているか、の3つ。日本は年金が十分には支払われてはいない。元々家族扶助を当てにして制度が組み立てられているからだ。年金制度に持続性がない。日本の政府債務は世界でも突出して高い水準にあるからだ。制度が誠実に運用されていない。年金の原資を賭博性の高い株に注ぎ込み兆円単位で目減りしているからだ。これを挽回するには、GDPを2~3倍に引き上げる道しか残されていない。桜を見る会などに騒いでいる場合か!喝!
05日 12月 2019
自分はパソコン派だ。携帯は時々メールと通話に使うだけの生活をしているのでガラケーで十分事は足りる。だが、先日ガラケーの画面が突然真っ黒になってしまったことと、docomoからガラケーの修理受付終了案内が届いたことがきっかけになり、とうとうスマホに替えることにした。決して政府のキャッシュレス還元セールに乗った訳ではない。スマホは高いというイメージがある。大手3社は敬遠して格安スマホを検討することにした。ショップで聞くと、格安スマホは自分で設定しないといけないので、初心者にはハードルが高い。まずは大手3社で設定した機種を買い、その後格安に乗り換えるのが良いとのアドバイス。大手3社はほぼ横並びだが、我が家はau光に入っているので月々の利用料金が500円安くなるauにした。量販店で買ったので、基本設定はしてくれたが、メールの設定は自分ですることになった。ところが、説明書通りに操作してもなかなか設定出来ない。遂に明日ショップに行って教えてもらうことにした。今は操作に慣れていないのでスマホは厄介な代物になっている。「便利」の手前には「困難」が立ち塞がっている。
04日 12月 2019
躾けと称して親が子を虐待する事件が頻発している。子への体罰を禁止する「改正児童虐防止法」が来年4月から施行されることになった。そこで厚労省の検討会が、施行前に体罰を「身体に苦痛を与える罰」と定義する指針素案をまとめた。たとえ親が躾けのためだと思っても、子どもの身体に何らかの苦痛または不快感を引き起こす行為は、どんなに軽くても体罰と規定。この規定が変だ。お尻を叩く、食事抜き、正座なども体罰にあたるとしている。一方体罰ではないとする例は、道に飛び出しそうな子の手を掴むこととか、他の子に暴力を振るうのを制止することだという。まるで親はガンジーになれ、躾けは行うなとでも言っているかのようだ。この検討会のメンバーは異常だと思う。このメンバーには、お尻をペンペンするか、頭に一発ガツンと一撃を食らわすべきだと思う。自分が子どもの頃、悪いことをすると足の小指にお灸を据えつけられたり、外に閉め出されたものだ。今から考えると、その親の躾けで真っ当な人生を歩むことが出来たのだと思う。この検討会は論外だが、虐待を親子だけの問題と捉えずに、社会全体で子どもを守ろう、支援していこう、という取り組みが、少しずつ進んでいることは評価出来るのだが。
03日 12月 2019
厚労省は「人生会議」のポスターが炎上したため、自治体への発送を中止したとのこと。「人生会議」とはAdvance Care...
02日 12月 2019
ランサーズ株式会社が主催したサミット「本当の働き方改革とは?」での、澤マイクロソフト執行役員の基調講演が面白い。直接聴いたのではなく、記事を読んだだけなのだが、如何に日本の会社の生産性が悪いかが伝わってくる。要は会議一つをとっても、無駄な人が多過ぎるし、長時間なのに議論が少ないし、結論を出さないから、全てが無駄の時間になっているし、有能な人の時間を奪っている、という内容だった。ごもっともだと思う。国が「働き方改革」などと音頭を取らなくても、企業が本気になれば直ぐにでも解決出来ることだ。企業に任せればよい。面白いと思ったのは、情報・データに関する考え方だ。現代の日本人が1日に触れる情報量は、平安時代の日本人が一生で触れる量と同じで、江戸時代は1年分に相当するという。でも人間の脳は20万年前から変わっていないので、人間は歳をとるとともに賢くなる訳ではない。この情報量の差は移動手段の高速化がもたらしたもの。世界中に存在する全データの9割は、直近2年で生まれている。コンピューター上のお金が93%で、現金は7%しかない。現代人はデータを信じる生き物になっている。データになっていなければ、この世には存在しないという状態になっている。ここに働き方改革の視点がありそうだ。確かに一理あるなと思った次第。
01日 12月 2019
道路交通法の改正により、今日から運転中の「ながらスマホ」が厳罰化された。運転中に使用した場合「5万円以下の罰金」が「6か月以下の懲役または10万円以下の罰金と懲役刑」に、違反点数は「1点」から「3点」に、反則金は「6000円」から「1万8000円」に引き上げられる。事故を起こせば、即免停になる。「ながらスマホ」に罰則が加えられても、その行為はなかなか減らなかった。厳罰化はやむを得ない改正だと思う。普段30分程度でも運転していると「ながらスマホ」に出くわすことが多い。対向車の運ちゃんが「ながらスマホ」をしている姿を良く見かける。最悪は自車の後ろに「ながらスマホ」が付いた時だ。バックミラーには後ろの車の運転者が良く見える。運ちゃんは殆ど前を見ていない。こちらはいつ追突されるかヒヤヒヤする。あまり後ろを見てると、自分が前の車に追突するかもと思うので、見ている訳にもいかない。ジッと追突されないことを祈るばかりだ。「ながらスマホ」がいなくなるとホッとする。まるで悪い背後霊が憑いてしまった心境だ。「ながらスマホ」は、本人にだけでなく周辺にも災いをまき散らす厄介ものだ。
30日 11月 2019
風が吹けば桶屋が儲かるという諺がある。何か事が起こると、巡り巡って意外なところに影響が及ぶことの喩えだ。現代では、可能性の低い因果関係を無理矢理つなげてできたこじつけの理論・言いぐさを指す。ところが、技術の発展により「風が吹けば・・・」が現実に起きそうな事例があるという。次世代の高速通信システムである5Gの実用化によって、天気予報の精度が30%も低下し1980年代レベルに逆戻りする可能性があると懸念されている。米国では5Gの帯域として24GHz帯を割り当てている。一方で、気象衛星は水蒸気を観測するために23.6~24GHzの周波数で動作するセンサーを搭載している。この2つが干渉すると気象衛星のデータ収集と送信が大幅に妨害される恐れがあるという。残念ながら5Gが本格稼働しないとその影響は分らないとのこと。日本では5Gに28GHz帯が使われる。5Gアンテナからヒトに有害なレベルの非電離放射線が発せられ、健康被害の出る恐れが懸念されている。「風が吹けば・・・」が現実に起きなければ良いのだが。
29日 11月 2019
100年後の世界を予測する記事が花盛りだ。でも、明日の天気予報も当たらないのに果たして100年後を予測出来るのだろうか。発端は、今から100年前の1920年に政教社が出版した「百年後の日本」だ。当時の知識人350人が100年前に今年の予測を寄稿した。だが結構当たっている。飛行機の出現、IT技術の発達、コンビニの出現等々。一方現代では三菱ケミカル小林会長がThe Global KAITEKI Centerを設立した。まさに「100年先の世界と地球」を見据えた技術やノウハウを生み出すために設立された研究所だ。貫くテーマは持続可能性とのこと。小林はKAITEKIという言葉を、トヨタが広めたカイゼンに続く世界共通語にしたい考えとのこと。確かに10年先では近過ぎ、1000年先ではピンと来ない。100年先は想像可能なのかもしれない。ドラえもんが誕生したのは2112年9月3日。まさにドラえもんは100年後の世界だ。現代予測として100年後には世界人口が110億人まで膨れ上がる。そのうち7割は都市に集中するという。しかも、温暖化で現在の巨大都市の多くは水没してしまう恐れもあるという。そこで海上都市の建設技術を持つ会社が脚光を浴びるという説もあるようだ。でも、先は長い。当たるも八卦当たらぬも八卦とは言うが、100年先を考えることは、極めて有効的なことだと思う。
28日 11月 2019
今日は48年目の結婚記念日だ。カミサンのお好みのフレンチ・レストランに行って美味しいものを食べてきた。昔は結婚記念日といえば、7周年の銅婚式、25周年の銀婚式、50周年の金婚式しか無かったように思う。ところが、今はのべつ幕無しだ。1周年が紙婚式、2周年が藁婚式、3周年が革婚式という具合。よく見ると、(金属)婚式が多い。6周年が鉄、8周年が青銅、10周年がアルミ、11周年が鋼鉄だ。我が家はあと2年で金婚式を迎える。15周年以降は5年毎になるので、48周年は無名だ。そこで我が家独自の結婚記念日を命名することにした。自分は化学を生業にしてきた。だから周期表が身近な存在だ。周期表で金Auは第79番目の元素だから、2つ前の第77番目のイリジウムIrを採ってイリジウム婚式と呼ぶことにした。このまま長生きすると、55周年のエメラルド婚式、60周年のダイヤモンド婚式が待ち構えている。まさかカミサンがその年になってエメラルドが欲しい、ダイヤモンドが欲しいなどとは言い出すまい。その頃は宝石の価値も自分の存在すらも分らなくなってしまっているかもしれない。
27日 11月 2019
ローマ教皇フランシスコが広島で戦争の悲惨さ、核兵器の不要さ、未来を語る国際的なリーダーシップの不在さを訴えて帰路に着いた。フランシスコ教皇は元々バチカンの腐敗を改革するために選出された。その後共産圏との宥和を進め、キリスト教東西分裂以来ほぼ千年ぶりにロシア正教との会談を実現したし、司教任命権で中国と暫定合意し国交を回復させた実績がある。極めて稀有な教皇だと思う。世界を見渡すと、何と戦争が多いことかと思う。その殆どが宗教対立に起因している。キリスト教対イスラム教、ユダヤ教対イスラム教、ヒンドゥー教対イスラム教、イスラム教の宗派対立、プロテスタント対カトリック等々、数え上げたら切りが無い。今こそ、各宗教のトップが宥和のため腰を上げるべき時だと思う。フランシスコ教皇こそ、その呼びかけを行う適任者だと思う。フランシスコ教皇がイランの最高指導者ハメネイ師と会談するだけでも、世界は変わってくると思うのだが。

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