01日 11月 2024
主治医の診察を受けた後、薬局へ薬を貰いに行く。自分は、先発医薬品2種とジェネリック1種を処方されている。すると薬局では、必ずジェネリックに変更しませんかと訊かれる。でも、特に降圧剤は、先発とジェネリックでは効き目が相当違うので、自分は先発に固持している。薬局がジェネリックを推奨する理由は、厚労省の指示によるものだ。厚労省はジェネリックに変更すれば薬局が儲かる仕組みを導入している。患者が先発を使い続けると値上げされる仕組みも導入されている。国の医療費を抑制するため、厚労省がジェネリックに誘導しようとしていることは理解出来る。しかし、今国を挙げてジェネリックに切り替える方針を貫いて良いのだろうか。数年前からジェネリックの大手製薬会社の不正が発覚し、多くの薬が生産中止になっている。ジェネリックの8042品目中1057品目が限定出荷で、890品目が供給停止なのだ。解熱鎮痛剤、かぜ薬、不整脈、高血圧、狭心症、アトピー性皮膚炎、気管支炎、うつ病などの治療薬が不足状態なのだ。厚労省は、まずジェネリックの安定供給に力を注ぐべきだと思う。
31日 10月 2024
衆院選で公明党が惨敗した。議席を32から24に大幅に減らし、大阪の比例区では前回より100万票以上も減らした。公明党にとって、大阪は常勝関西と呼ばれるほどの重要な場所だ。それが、長年議席を守ってきた3区、5区、6区、16区のすべてで日本維新の会に敗北した。中でも3区は、支持母体である創価学会の中で聖地とされる特別な場所だったのだから、事態は相当深刻だ。更に先月就任したばかりの石井代表が埼玉14区で国民民主党候補に負け落選した。その上醜聞もある。公明党と熊野参議院議員がセクハラ事件で敗訴した。何と山口前代表が被害女性に「議席が減ったら困る」と口止めをしたというから、開いた口が塞がらない。池田大作名誉会長が死去してから1年が経った。創価学会内部も内ゲバが始まっている。若い世代が入信せず組織の高齢化が進んでいる。創価大学も定員割れした。公明党の平和・安全も色褪せ、自民の言いなりだ。最早ストッパーの役割も果たしていない。政治的には、金魚のフン状態だ。いつまで自民にくっついて行こうと思っているのだろうか。
30日 10月 2024
これまで慢性腎臓病の治療は「安静第一」だったが、近年は運動療法が最も効果的であることが分かってきたという。腎臓は単に尿を作る臓器だと思っていたが、NHK番組「ヒューマニエンス」を見て、非常に重要な臓器であることを知った。腎臓は体の左右それぞれ背中側の腰上に位置する臓器。血液中の老廃物、水分、塩分、尿酸などをろ過して尿として体外に排泄するほか、血圧のコントロールなどを担っている。腎臓の正常さを測る尺度のひとつにクレアチニン値がある。クレアチニンは筋肉が運動する際排出される老廃物だ。腎機能が低下すれば尿中のクレアチニンが増えることになる。だから、腎臓の治療は安静第一だった。ところが、東北大学病院で始めた運動療法がクレアチニンと尿たんぱくを減少させ、腎機能を回復させることが分かったという。運動は「強度」が重要で「少しきつい」と感じるくらいの負荷が必要とのこと。腎機能を自力で鍛える1分体操を推奨している。基本の運動療法は壁プッシュで、腎臓への負担を減らす背筋反らし、腎臓周辺と足腰の筋肉を鍛えるレッグレイズ、腎臓の血流を促すバックブリッジ、をそれぞれ1分間に数回繰り返せば良いとのこと。骨格筋量の低下や身体の虚弱化も防げるので一石二鳥の療法と言えそうだ。
29日 10月 2024
日本人の死に至る病は、がん・心疾患・脳血管疾患だが、近年新たに誤嚥性肺炎が加わった。日本人の死因第6位にランクインし、誤嚥性肺炎による死亡者の97%が70歳以上だという。いまや高齢者にとって3大疾患にも劣らぬほどの大きな死亡リスクとなっているのだ。誤嚥性肺炎を予防する方法が「名医・専門家に聞く...
28日 10月 2024
衆院選で自公が過半数割れし、石破政権の風向きが怪しくなってきた。自民、公明、維新が負けて、立憲、国民が勝った。既に、自民と立憲で国民の取り込み合戦が始まっている。玉木国民代表は、自民とも立憲とも組まず、政策実現のため是々非々で進めようとしている。国民民主がキャスティングボートを握っている。さて、玉木はどのように動くのだろうか。玉木が自民と組めば、大臣の椅子を1つ貰うくらいで、自民に飲み込まれてしまう。然りとて、どことも組まなければジリ貧になるだけ。でも、立憲と組めば、玉木には財務相ともう1つ位の椅子が待っている。維新も立憲と組むことになれば、数が足りるので、玉木は立憲と組むことになるだろう。維新は立憲を毛嫌いしている。枝野立憲だったからだ。でも、野田代表とは相性がいい。選挙の負け組だけに、大臣の椅子に目が眩んで、立憲と組むかもしれない。野田立憲代表の説得力次第で、政権交代は実現するかもしれない。
27日 10月 2024
首都圏で強盗事件が相次いでいる。夜中から明け方にかけての犯行が多い。最近自分も明け方の外の音に敏感になってきた。もし、家の中に侵入されたとしても、110番すれば5~10分で警察が駆けつけるというから、この5~10分を如何に凌ぐかがポイントだ。もし、侵入されたら、寝室のドアが開けられないようにベッドで支え棒をし、110番スマホは受話器マークを再度押してハンズフリーにしておくのが良いという。昨年のルフィ事件では、殺人に至る凶悪な犯行で高額被害が目立っていた。ところが、最近の強盗事件は、住民を粘着テープで緊縛したり暴行を加えたりするが、被害額は高々10万円程度だ。ルフィほど大きな犯罪組織ではないのかもしれない。では、主犯はどのような家を狙っているのだろうか。知らない人を簡単に家に入れてしまうガードの低い家や、闇名簿に載っている家や、特殊詐欺に騙された経験のある家が抽出されているらしい。以前我が家に「お宅の屋根が剥がれている。近所に来たついでだから千円で見てあげましょうか」と訪ねてきた者がいた。我が家は専門業者に頼んでいるから不要ですと断った。業者の誘いを断れない人は、かなり危ないと思う。いま一般家庭には、防犯ベル・ライトや鍵でガードを固め、見知らぬ者の訪問には毅然とした態度で応対し、事件遭遇を想定した対策を考えておくこと、が求められている。
26日 10月 2024
自転車のながらスマホ運転が11月1日から厳罰化されることになった。自転車のながらスマホは、これまでも各都道府県の公安委員会規則で禁じられ、違反した場合には5万円以下の罰金とされてきた。11月1日からは新たに道路交通法でも禁止される。改正道交法では、①自転車を走行中に通話したり、画面をじっと見たりした場合には6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金、②ながらスマホにより事故を起こすなどの危険を生じさせた場合には1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられるようになる。違反行為を繰り返す人に義務づける「自転車運転者講習」の対象にも追加され、3年以内に2回以上繰り返した場合には講習受講を命令できるようなる。従わない場合は5万円以下の罰金が科される。また、これまで罰則の対象外だった自転車での酒気帯び運転(呼気1リットル当たり0.15ミリグラム以上のアルコール)についても、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる。飲酒運転をする恐れのある人に自転車や酒を提供した場合にも罰則が設けられる。でも、自動車で厳罰化したが、事故件数は増加している。現状を考えると厳罰化もやむを得ないだろう。しかし、厳罰化や取り締まり強化よりも、まず危険性を充分認識させるよう徹底的に再教育するのが初めの一歩だと思うのだが。
25日 10月 2024
パートには、103万円と130万円の壁が存在する。103万円の壁は、所得税と扶養控除消滅だ。130万円の壁は扶養者の社会保険脱退基準だ。だから、もっと働きたいと思っても、壁の存在で働く時間を制限することになる。政治が成すべき事は、壁の撤廃だ。壁を超えても所得が下がらないように改定すべきだ。すかいらーくが面白い制度を導入した。バイト評価のポイント制度だ。店長が必要な業務をこなした従業員にポイントを出し、累計100ポイントで時給30円アップなど、一定数になると昇給する。この制度を少し改良しパート従業員にも適用したらどうだろうか。例えば、年収が103万円を超えない時給に設定し、超える分はポイントを付与する。こうすれば、動きの遅い政治に先行して、パート所得を実質的にアップすることが出来るはずだ。行政には慣習の壁があるが、民間の知恵は無限だ。
24日 10月 2024
候補者が選挙で使う費用は公職選挙法で上限が決められている。衆院選小選挙区の場合、有権者数によって上限額が異なり、2500万円前後。はがきの印刷代や新聞広告代、演説会場の場所代などは一部が公費で負担される。使った金額は「選挙運動費用収支報告書」に記して提出する義務がある。前回2021年衆院選で、東京1~25区を制した候補者が使った平均額は704万円。最も少ない候補で237万円。最高は1532万円だった。個人演説会場看板製作料、新聞折り込み料、事務所借り上げ料、選挙カー賃料、人件費、供託金等々、使う先は幾らでもある。殆どの候補者は、704万円と報告しても、実際は1500万円以上かかっていると言う。その差が、裏金であり持ち出しであり、他人には言えない不透明なお金だ。現在の国政選挙は大金が無いと立候補も出来ないのが現実だ。だから、二世議員が蔓延る状況になっている。早急に選挙活動の方法を制限する必要がある。DX化を推進し、ポスターやビラや連呼を禁止し、立ち会い演説会を充実させるべきだと思う。
23日 10月 2024
空が雨模様となり、急遽屋根のある鳥羽水族館に行くことにした。鳥羽水族館には、40年前頃に家族で入ったことがある。当時は小さな水族館だった。展示も貧弱だったと記憶している。ところが、30年前に移転・建て替えて立派な水族館になっていた。展示生物は約1,200種で、日本国内では最大であり、年間100万人が訪れるという。久々に子供に戻って水族館見学を楽しんだ。期待外れの反対で、予測外れの水族館であった。帰路は、近鉄特急と新幹線を乗り継ぐほぼ4時間の行程だ。車窓の移りゆく景色を楽しんだ。一つ気付いたことがある。伊勢から名古屋にかけて、黄色の背高泡立草が群生しているのだ。一時は日本中に蔓延っていたが、自然淘汰され見掛けなくなってしまったものと思っていたのだが、しぶとく生き延びていたのだ。その背高泡立草も名古屋を離れるに従い減っていき、関東では殆ど見られなかった。まるで、近鉄特急と新幹線の車窓は、黄色のグラデーションで飾っているように感じた。黄色が無色に変わり東京に着いた。

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