28日 7月 2021
遂に新規感染者数が3177人になった。昨日の2848人の時には「人流は減っている。五輪の中止はない」と断言していた菅だが、今日の3177人にはとうとう取材拒否をした。田原総一朗は「5000人を超えれば菅内閣は崩壊する」と言っているが、いよいよ風前の灯火になってきた。菅にはコロナ対策に打つ手が無く、コメントも無くなった。でも一方で五輪結果にはご執心のようだ。金メダル1号になった高藤選手には直接電話して祝意を表した。その後もSNSでメダリストたちに「おめでとう」を振りまいているという。安倍前首相が、星野源の「うちで踊ろう」の動画に合わせ、家で犬とくつろいでいたのとソックリだ。くつろいでいる場合か、と批判の嵐だった。菅には、SNSで遊んでいる場合かと言いたい。ピーターの法則というものがある。能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世するが、極限に到達すると無能化するという法則。菅はすでに無能化している。官房長官という悪代官止まりで良かったのに。菅はピーターの法則の典型例と言えそうだ。
27日 7月 2021
東京都のコロナ新規感染者数が2848人で過去最多となった。菅首相はコロナ関係閣僚会議後、記者団に「30代以下が約7割を占めている。40代、50代の中で入院が増え、デルタ株の割合も急速に増加している。まずは4連休含め現状分析をしていく。さらに各自治体と連携しながら強い警戒感を持って感染防止にあたっていく」と述べたという。デルタ株の割合が増え、若年層が感染の主流になっていることは、テレビ報道で国民の誰もが既に知っている。菅はさも最新データを披露している積もりかもしれないが、最も最新情報に疎いのが菅だと証明しているようなものだ。国民は過去最多となった現状に対して菅がどのような手を打つかを知りたいのだ。でもいつも答えは「これから検討する」だ。おまけに「強い警戒感を持って感染防止にあたっていく」とは「何もしない」と同義語だということも、国民は知っている。菅が会見を繰り返すほど、国民の無力感は増していく。
26日 7月 2021
黒い雨訴訟で広島高裁が原告勝訴を言い渡し、政府が上告するかが注目されていたが、菅首相は上告を断念すると発表した。国は1976年、黒い雨が激しく降ったとされる「大雨地域」に限定して援護区域を指定し被爆者を認定した。黒い雨訴訟はその区域外で黒い雨を浴びたが被爆者と認められなかった84人が起こした訴訟だ。84人は被爆者として認められたが、この区域で黒い雨を浴びたとされる人は1万人以上いる。政府の今後の救済範囲が注目される。この裁判の判決には画期的な内容がある。これまで、被爆者は自分が被爆したことを証明しなければならなかった。だが、この判決では、政府側が被爆していないことを証明しなければならなくなった。時間が経過し、科学的に証明することは双方にとって極めて困難だ。今後国民の泣き寝入りは激減するはずだ。それにしても菅首相はよくぞ決断したと思う。菅内閣の低支持率と秋の衆院選が無ければ、決して有り得ない上告断念だったと思う。コロナは厄をもたらしたが、素晴らしい上告断念という贈り物ももたらした。
25日 7月 2021
最近近所で犬の散歩をする人がめっきり増えた。コロナ疲れで、犬に癒やしを求める人が多くなったためなのだろう。でも長期トレンドでは、2010年の飼い犬が1190万頭だったのに、2020年は850万頭となり3割も減っている。一方短期トレンドでは、コロナ禍で14%増えたという。犬を飼うには、お金と手間がかかる。長期トレンドで犬が減り続けているのは、日本の平均賃金が減り続けているので、犬を飼う余裕が無くなったためと言われている。反面子犬の価格は倍増している。2019年に改正動物愛護管理法が成立し、激安ブリーダーが駆逐され、誠実なブリーダーも飼育に手間がより掛かるようになったためだと言われている。価格が倍になっても犬を買い散歩させる人が増えた。貧富の格差が拡大しているようだ。今や飼い犬はステータスになりつつあるようだ。
24日 7月 2021
五輪競技が始まった。コロナの所為で練習が制限され、日本選手は圧倒的に有利な立場にあると言われている。ところが、蓋を開ければ、初日から金メダル候補とされた選手が次々と予選落ちした。あろうことか、400mメドレーで世界1位の瀬戸選手が予選で敗退した。敗因は過信だと思う。予選は流してと思う気持ちが徒になったのだろう。瀬戸には今まで己の身から出た醜聞があった。結局身から出た錆だと思う。内村選手は金メダルを取るために鉄棒一本に絞った。ミスさえしなければ金メダルは確実と言われていた。でも途中で落下し予選敗退。3日前の練習でも同じところで落下していたという。意識すればするほど緊張しミスするものだ。「さとり」の諺を思い出した。内村は最強選手ではあったが、悟りの境地には至っていなかったということだろう。五輪に5大会連続出場し、ロンドン銀、リオ銅の三宅選手がジャークで失敗し、記録無しに終わった。35歳の女性だ。「ご苦労様」の一言に尽きる。ロートルに金をせがむのは酷だ。実績は期待を膨らませるが、実態は萎んでいるかもしれない。未来の可能性を秘めた青い選手を発掘することこそ、五輪選手選考の要だと感じた次第。
23日 7月 2021
今日は東京五輪の開会式。五輪開催には反対だが、一応テレビで開会式は見ることにした。何故なら小林ディレクターを解任したものの、お祭りは実行すると言うので、その力量を知りたかったからだ。結論として、チャチでダサかった。この程度のお祭り行事に、何故曰わく付きの危ない輩を徴用したのだろうかと、五輪組織委の闇を疑がってしまう。6万人も収容出来る競技場のフィールド内でのたった一人の演技に対し、誰が感動するのだろうか。観客にとってはケシの実を見ているようなものだ。来賓らは何が行なわれているか理解出来なかったに違いない。全てがテレビ観客のために作られていたと言っていいだろう。でも映像の継ぎはぎが多かった。着いて行けなかった。橋本組織委員会長とバッハIOC会長の挨拶は、ノンベンダラリとして辟易させた。聖火ランナーに何故不自由な長嶋を起用したのか疑問が残る。唯一感心したのは、1824基のドローンによる浮かぶ地球だ。それでも、何故2020基にしなかったのかの疑問は残る。採点すると、構成0点、バッハ挨拶-20点、浮かぶ地球+50点、総計+30点という結果になる。優良可で表せば、不可だ。不可を多く取ると落第するが、五輪セレモニーに関しては退学処分が最適だと思う。
22日 7月 2021
またもや五輪開閉会式に携わるクリエイターが、過去の問題によって解任された。音楽担当の小山田圭吾、文化プログラム担当ののぶみが辞任に追い込まれ、ショーディレクターの小林賢太郎は解任された。小山田は学生時代の障害者いじめで、のぶみは腐った牛乳を教師に飲ませた過去を、小林はユダヤ人大量虐殺をパロディ化したことが問われたようだ。当初自分は、過去の過ちをほじくり出した魔女狩りだと思っていた。ところが、違う。小山田の悪行は陰惨だ。同級生の障害者にウンコを食わせ自慰を強制した陰惨ないじめだ。しかも、大人になってから嬉々としてしゃべり、笑いながら反省の弁を述べている。日本のマスコミは「いじめ」としか報道しないが、海外のマスコミは「いじめを具体的に」報道するので実態が判明した。日本のマスコミがこれらの馬鹿者を野放しにしていると言える。のぶみは暴走族軍団の総長で33回の逮捕歴を持っていた。小林のユダヤ人大量虐殺パロディ化は中山防衛副大臣がユダヤ人人権団体に通報して、問題が発覚した。しかも、これらの輩を採用したのが、渡辺直美をブタ扱いして解任された「クリエーターの天皇」と言われた元電通の佐々木宏だったという。この話には更にオチがある。武藤事務総長は「我々が選んだわけではない」と開き直り、出席理事全員が式典の取りやめを主張したのに、そのまま実施することを決断した。無責任集団極まれり、という訳だ。
21日 7月 2021
テドロスWHO事務局長がIOC総会で「日本のコロナ対策は素晴らしい」と持ち上げた。更に日本語で「東京五輪は世界に希望を与えるイベントで、世界を一つにする力がある」と言ったとか。テドロスは一体何処を見て言っているのだろう。日本の感染者数が欧米より少ないのは、政府のコロナ対策によるものではない。手洗い・うがいを励行し、他人との接触を避ける日本人の気質によるところが大きい。政府のコロナ対策で顕著だったのは、飲食店いじめをして経済を疲弊させたことくらいだ。テドロスは一方で「パンデミックに歯止めをかけることに世界は失敗している」と語っている。元々WHOのパンデミック宣言が遅れたために世界中に広がってしまったのだから、テドロスは「自分が失敗した」と言うべきだった。一方バッハIOC会長はテドロスのスピーチを絶賛した。コロナ対策に責任を持つ機関の長が、五輪開催の正当性を主張してくれたのだから。でも、これは出来レースだ。WHOとIOCは従来から同盟を結んでいるのは有名だ。同じ穴の狢同士が褒め合っているに過ぎないのだ。斯くして、コロナは五輪により世界中に再拡大し、パンデミック一色に覆われることになるのかもしれない。
20日 7月 2021
菅首相が米紙に「五輪を止めることは一番簡単で楽なこと。挑戦するのが政府の役割だ」と言ったとか。国民の命と暮らしを守ることが政府の役割であり、政府が国民を顧みず勝手に挑戦してもらっては困る。五輪が始まる前から、すでにバブル方式は破綻している。ひょっとすると、菅の本心は「国民を危険に曝すことは簡単だ。国民よりも秋の衆院選で生き残ることだ」だったのかもしれない。更に菅はインタビューで「感染者数なども海外と較べると1桁以上と言ってもいいぐらい少ない。ワクチン接種も進んで、感染対策を厳しくやっているので、環境はそろっている」と説明したとか。これにも誤りがある。コロナの危険性は医療崩壊にある。決して海外と較べ1桁低いのは理由にならない。ワクチン接種も進んでいない。海外選手は日本のワクチン接種率の低さに驚いているのが現状だ。緊急事態宣言を発令したものの、感染対策は緩んでいて感染者数は激増の一途だ。従って、五輪を開催する環境は全く整っていない。何よりも問題なのは、菅が医療崩壊を想定していないことだ。国民が危険に曝される直前であることは間違いない。菅の一連の発言は一言で言うと「嘯いている」ということだ。
19日 7月 2021
かつて自分が勤めていた化学会社に渋沢栄一の血筋を引く人がいた。自分より1学年上だった。頭が良く取締役まで昇進した。当時は、渋沢の血筋を引いていることに驚いたが、後で渋沢は子沢山だし名門家と姻戚を結ぶことが多かったと知った。だから、大手企業にはその手の血筋がワンサカいるのが当たり前だったのかもしれない。DIAMONDonlineに渋沢栄一の玄孫である渋沢健経済同友会幹事の記事が載っていた。題は「大谷翔平選手は渋沢栄一の「論語と算盤」を読んでメジャー行きの目標を達成した」との記事。現代風に翻訳すると「論語」とは道徳で「算盤」とは経済のこと。「論語と算盤」が出版されたのは大正5年。渋沢は「道徳と経営を一致させることが極めて大切な務めである」と言っており、それはイコール「よい金儲け」だと。正しいと思うが残念ながらその思想は今の経済界には引き継がれていない。でも、その思想を引き継いだ者がいる。MLBエンジェルスの大谷翔平だ。大谷翔平はかのマンダラートに「論語と算盤」を読むことと記している。大谷はどのような影響を受けたのだろうか。著者は「論語と算盤」の「と」が重要だと言う。もし「か」であれば、二者択一になっていた。大谷にとっては投手か打者かということだ。でも「と」の効果は違う。異なる二つのものを融合すれば、新しい未来が開けてくるということだ。即ち「投手と打者を両立すること」だ。話八百としても、この話には真実味がこもっている。

さらに表示する