中国の税収内訳

MONEY VOICEの記事によると、中国人の7割は所得税を支払らっていないとのこと。庶民は「税金って何?」という感覚を持っているという。共産社会主義国家では、全員が富を供出し、それを均等に分配するものと認識していたので驚いた。一般庶民は所得税を支払わず、高額所得者が所得税を支払い、国家の財政を支えているという。中国の税収の1位は付加価値税で税収の4割を占めている。しかし、税込価格表示なので多くの中国人は付加価値税を支払っていることに気がついていないかもしれないという。次に多いのが法人税で4分の1を占めている。消費税は1割を占めるが、いわゆる贅沢税なので日々買い物をする日用品にはかからない。中国には相続税が無い。日本では税金に汲々とさせられているが、一方で中国の税制がいいことなのか、悪いことなのかは分からない。庶民にとっては、税金も払っていないのに、国はインフラをつくったり、社会保障をしてくれたりするありがたい存在に見えているはずだ。庶民が共産党を支持し、富豪が脱中国を図る構図が見えてきた。