健康保険証が無くなったので大混乱

マイナンバーカードを巡る混乱が止まらない。マイナカードは今や人口の約8割が保有している。マイナカードの有効期限は10年で、マイナ保険証や電子証明書は5年だ。今年はカード発行が始まった2016年から10年目。更新のため役所に多くの人が詰めかけ大混乱だという。総務省の想定では、今年度に電子証明書の期限を迎えるのは約1580万件、これとは別にカード自体の更新が約1200万件と計2780万件に上る。ちなみに来年度は計2020万件、再来年度は計2810万件の見通し。それに資格確認書と紛らわしい「資格情報のお知らせ」が加わったから医療機関は頭を抱えているという。資格確認書の有効期限は最長5年と定められている。でも、更新時に従来の保険証のように新しい保険証は送られてこない。失効に気付き慌てる人が続出するのは目に見えている。そこで渋谷区と世田谷区は、マイナ保険証の有無にかかわらず、国民健康保険の加入者全員に資格確認書を一斉送付することを決定したとのこと。何のことはない。マイナ保険証は不要ということだ。福岡厚労相は相変わらず通り一遍の答弁しか出来ない。福岡に厚労省は荷が重すぎる。