立憲民主党代表選に4人が立候補した。野田元首相、枝野前代表、泉現代表、それに1年生女性議員の吉田衆院議員。立候補には20人の議員推薦が必要になっている。泉と吉田は推薦人集めに苦労したが、やっと掻き集め出来たようだ。ところが、候補の推薦人に名を連ねる議員が別の候補を支援するケースが相次いでいるのだ。玄葉元外相と谷田川衆院議員は吉田の推薦人になったが、野田を支持するという。逢坂代表代行は泉の推薦人集めに奔走したが枝野を支援するという。彼等は代表選を盛り上げるためだと公言している。確かに、現代表の泉が20人の推薦人を集めることが出来なかったら、今までの立憲民主は一体何だったのだろうかと批難されるに違いない。吉田が立候補しなければ男ばかりとなり、立憲民主の綱領に掲げられた「ジェンダー平等」がウソであることがバレてしまう。苦肉の策かもしれないが、犯罪行為的な名義貸しといえる。この名義貸し行為が、立憲民主の中身が整っていないことの証しとなっている。寝言でも「政権交代を目指す」などと決して言うべきではない。
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