小池都知事が漸く立候補を声明した。小池都知事と、立憲民主を離党して立候補した蓮舫の一騎打ちの様相だ。小池陣営には、自民、公明、国民民主がつき、蓮舫陣営には立憲民主、共産がついている。維新は姑息にも推薦がマイナスになるとして断念した。ところが、小池は自民の推薦を拒んだ。岸田色の自民がついたら、勝つものも勝てないと踏んだのだろう。一方立憲民主は蓮舫を推薦しないという。そこで登場したのが「確認団体」だ。今まで聞いたこともない。両陣営とも政党名を伏せたステルス作戦だ。でも国民は知っている。小池の保守政党と蓮舫の革新政党の争いであるということを。今や、日本の政党は、政党名を出せば票が逃げてしまうのだ。票が逃げるのも情けないが、政党名を伏せて得票を願うのはもっと情けない。都知事選は一種のお祭り状態になっている。40人以上が立候補を表明している。しかし、これぞという人物の立候補は無い。これぞと思われる人物もまた無責任と言える。
コメントをお書きください