警察庁が、2026年から生活道路の最高速度を時速60kmから30kmにする方針を示した。生活道路とは、住宅街の道路で、中央線や車線がなく速度規制の標識がない道路のこと。狙いは、子どもを含めた歩行者や自転車利用者の安全を確保することだ。名古屋市瑞穂区の汐路西地区で実験実証が行なわれてきた。「効果がある」「効果が少しある」と答えた人が約8割に達したという。時速30km制限の試行は世界各地でも行なわれている。ノルウェー交通経済研究所がその結果を纏めている。それによると、フランスのグルノーブルやスペインのビルバオなどでは、走行速度や交通事故の減少、制限速度の遵守の向上に加えて、大気汚染が減少し、騒音公害が減ったとのこと。研究者らは、これらの都市の取り組みは他の都市が同様の措置を検討する際の参考になると指摘している。我が家の周りは戦時中の空爆に遭わず、結果として昔ながらの細い道が残存している。必然的に自分は車を30km以下で運転している。道は狭いながらも安心感はある。全国の生活道路は30km制限にした方が良いと思う。
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