京都で感じたこと(2)

昨日は、野宮神社から始まり祐斎亭と宝厳院を回り、カミサンの要望で東映撮影所見学をした。祐斎亭の料金は割高だったが、保津川を見下ろすテーブルで長閑な時間が過ごせた。東映撮影所では大部屋女優がガイドとなり裏話を披露してくれた。池に落ちるシーンでは、大部屋俳優は汚く冷たい池にそのまま落ちるのだが、野村萬斎などの大俳優の場合は、池を大掃除し温水を入れるとのこと。ガイドの説明が撮影の実態を実感させてくれた。今日は、カミサンが登りたがっていた南禅寺の三門に登り五右衛門の気持ちを体験した。その後、天授庵、無りん庵、京都市京セラ美術館の村上隆展、平安神宮を回った。無りん庵は山縣有朋の元別荘で、庭園が国の名勝に指定されている。東山を借景とすることで有名だ。この庭園で長年庭師をしている女性が見所を説明してくれた。説明が有ると無いとでは大違いだ。庭を観る目が変わってきた。興味深く散策出来た。村上隆展の規模の大きさに驚いた。緻密な作品に感嘆した。やはり尋常な人物ではないと感じた。久し振りの旅行で心身共にリフレッシュした。