裏金事件が泥沼化している

自民党の裏金事件が泥沼化している。裏金が何に使われたのか?誰が裏金配りを再開したのか?全く解明されていない。だが、それとは無関係に自民内の処分検討は進んでいる。罪状も不明なまま罰だけが決まる異様な世界だ。政治倫理審査会では、5人衆と下村は「知らぬ存ぜぬ」と言い通したが、世耕のウソがバレてしまった。安倍は裏金配りを止めようと言い出したものの、後の会合で続けることに戻したようだ。とうとう事の経緯を熟知している張本人の森を政倫審には引き出せなかった。次期不出馬を表明した二階を懲罰対象から外してしまった。塩谷と世耕に離党勧告、下村と西村に党員資格停止を検討しているようだが、どう決まるか分からない。彼等は相当反発しているようだが、選挙に通ればミソギは済んだとしてシャーシャーとした顔で現れるはずだ。処分が処分になっていない。今や時期選挙では与野党が逆転するかもしれないとの調査もある。それ程の影響が有るのであれば、この4人には除名処分が適切だ。もし、自民内規に議員辞職が有れば、検討すべき項目になるはずだ。